男性に多い痔の種類が痔ろうですが、
いざ痔ろうになったときに、どう対処したらよいのか知っていますか?
右の図は、痔ろうになった肛門の様子ですが、
痔ろうとは、肛門の中が炎症を起こして腐って皮膚が溶けて
トンネルが出来た状態です。
この、皮膚が溶けて腐った状態、
こうなったときに出来るのが、膿(うみ)ですよね。
そして、その膿が皮膚を溶かして、どんどん穴を作っていきます。
そうなると、トンネルが出来あがります。
膿はトンネルの中をドロドロ〜っと掘り進み、
途中、トンネルの中で膿が留まって溜まっていきます。
それが、図のオレンジの場所ですね。
そして、さらに膿がトンネルを掘り進み、
最後に、お尻を突き抜けて
外に膿が出てくるんですね。
このように、皮膚に穴が開いて、
トンネルが出来るのが痔ろうです。
トンネルが出来てからは、
カンタンに穴が塞げないのが現状です。
トンネルを掘ってる原因は、膿ですよね。
ということは、肛門が腐らないようにすれば
膿が出来ませんので、
肛門の中をキレイに、清潔にしておかなければいけない
ということが分かります。
ですから、
便秘で汚い便を肛門の中に溜めないこと、
下痢にならないこと。
下痢になると、何度も汚い便が肛門を通るので
腐りやすくなる、というのが原因です。
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