カントン内痔核とは
- 読み : 嵌頓内痔核(かんとんないじかく)
- ※ 嵌頓 = 腸管などの内臓が、腹壁のすき間から脱出して元に戻らなくなった状態 = 嵌頓ヘルニアとも言う。
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- ※ 腹壁(ふくへき) = 腹腔をつくっている壁。
- ( お腹の周り、外側の壁のこと )
- 特に、腹筋を中心とする前の壁のこと。
- いぼ痔が急成長した状態
- 脱出したイボが肛門括約筋で締められて元に戻らない状態
- = 内痔核W度とも言われるが、内痔核W度は脱肛したイボで肛門が裏返しになったような状態なので、同じものではない
- 直腸内に出来たイボが内痔核V度、W度の状態で、脱肛が肛門括約筋に締めつけられて、急にうっ血して元に戻らなくなった状態
- 痔核の中に血栓が多くできて、脱肛して戻せなくなった状態
カントン内痔核の原因とは?
脱肛したイボが、たまたまギュッと肛門括約筋で
締められたことが原因。
そのせいで、急にうっ血して血栓ができてプクっと腫れ上がって
元に戻れなくなり、そして脱肛したまま(嵌頓状態)になり、
ますます腫れ上がった状態になる。
ギュッとされ
血が溜まって腫れて元に戻らなくなり
さらに腫れあがったのが陥頓内痔核
元々の痔核ができた原因は、血の流れが悪くなって詰まっちゃうのが原因。
カントン内痔核の症状とは?
陥頓内痔核の症状
出血
痛み
- 頭のてっぺんまで痛く感じる
- 肛門が腫れ上がり、激しく痛む
- 排便後に肛門付近がズキズキ痛い
- だんだん痛みが強まる
- 痛すぎて自分でイボを戻すのが難しい
排便時以外
肛門の状態
- 脱出したイボが肛門括約筋で締められて急に赤く腫れて元に戻らなくなった
- 腫れている
- イボから分泌液が出ている
- 放っておくとイボがだんだん大きくなり、痛みもだんだん強まる
それでは、次のページで詳しく内痔核についてご説明します。
内痔核とは?
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