〜 ビットコインの開発者とは 〜
ビットコインが2008年9月に公開して以来、
長らく謎に包まれたナカモトサトシの正体ですが、
2017年現在までに、日系アメリカ人のドリアン・ナカモト氏、他、いろんな
「ナカモトサトシついに発見か!?」
という、半ばUMAの報道?のようなスクープが多々ありました。
それらは前回のページ(→ナカモトサトシの正体とは)を見てもらうとして、
実は、そういった数々のスクープの中で
なかなか信ぴょう性の高い記事があったのも事実です。
それが、2016年05月2日にアメリカのWIRED誌がスクープした、
“クレイグ・ライトという人物がサトシナカモトの正体だと自ら名乗り出た!“
という記事です。
WIRED誌の記事によると、
この人物は
本名:クレイグ・スティーブ・ライト
年齢:当時44歳
国籍:オーストラリア
職業:代替通貨を専門的に扱う「デモルガン」社※ の経営者。起業家。。暗号専門家
- ※ デモルガン社とは・・
-
- WIRED誌のスクープ後、すぐにクレイグのブログやツイッター・アカウントが削除されていたそうですが、
- オンラインに残っていたプロフィールによると、デモルガン社とは、代替通貨を専門に扱う、オーストラリアのシドニー拠点の会社で、彼はそこの経営者だという。
で、自分から
「私(クレイグ・スティーブ・ライト)が
サトシナカモトの正体です。」
と名乗り出てきた、という文書がリークされた(情報が漏れた)というのです。
つまり、偽名を使っていたというわけですね。
同誌によると、そのリークされた文書には、
クレイグ・ライト博士と弁護士との会話のやりとりがあり、
その中でライト氏は、
-
- 「2009年以来、私はビットコインを運営してきた
- 事実を精一杯隠してきた。
- でも、そのせいで、他の人が疑われ、
- 私の周りもそうだが、大変に迷惑な思いをしている。
- いつまでも彼らにそのような思いはさせたくないし、
- 最終的にはどうせ世界の半分には知られるんだろうし。
- それであれば、潔く公表すればいいと考えた。
- (中略)そして、私は今後一切メディアには出ない」」
などと発言したそうです。
WIRED誌がライト博士について調べた
その他の内容の一部としては、
彼が運営する複数のブログにて、
ビットコインを運用開始するだいぶ前に、
ビットコインに似たような通貨を開発するために
必要な知識を、その道の専門家に
「アドバイスをください」と求めていた記事があったこと。
また、サトシ・ナカモトを名乗る人物に関係する暗号パスワードを使って、自分のメールを送るように呼びかけていたこと。
さらに、ブログ?か何かに、
ビットコインの開始を発表した投稿を後に削除して、
その代わりに
「一番うまい隠れ方は誰もが見える場所にいること」
と書き変えていること。
他にも、ライト博士はビットコインを大量に所有していて、
その一部を、ビットコイン銀行の設置のために投資した
とブログ?に書いていること。
こういった内容を裏付ける証拠として、
リークされた流出メールや先の会話の聞き取り記録
などがあるというのです。
しかし、ビットコインの匿名性と同じくらい、
ビットコインの発明者もたどるのが難しいようで、
WIRED誌は、
「私たちの主張する証拠には問題点がある」
とあっさりと認めてもいるのです。
つまり、リークされた文書の真偽までは確認できていません、
だから一部、 もしかしたら全部が偽造されている可能性も
否定しきれません、と言っているそうです。
しかし、WIRED誌は、
「でも、コレだけはハッキリしています」
と続けて、
「ライト氏が、もしナカモトサトシとのつながりを偽造しているならば、その大胆な行動は、ビットコインの大胆さと同じくらいに大きなものだ」
と言っています。
ん? どういう意味?
と思ったかもしれませんが、つまり、ありえない
という意味だと思います。。
確かに、専門家の間では、WIRED誌の一連の証拠文書には説得力もあり、かつ、サトシ・ナカモトの正体を追求してきた他の人たちが確証しきれていない証拠をいくつも提示できている、という意味で、信ぴょう性があると言われていますし、私も同意見です。
さらに、ナカモトサトシの正体がスクープされた記事はコチラ
→ ナカモトサトシの正体とは
ビットコインとは何か?
→ 仮想通貨(ビットコイン)とは
第2のビットコインについてはコチラ
→ 仮想通貨(ライトコイン)とは
ビットコイン以外の仮想通貨も知りたいならコチラ
→ 仮想通貨の種類 アルトコイン
そもそも仮想通貨っていったい何?
→ 仮想通貨とは
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