S字結腸とは
体のどこにあるのか?
まず、S字結腸がある場所は←左の図の緑色のところ
ですから大腸の種類の一つになります。
で、その形をよく見てみると、ちょっとS字っぽい感じなのが分かります。
よね?
だから、この部分を
「 S字結腸 」と呼んでいるわけです♪
で、このS字結腸の長さというのは
約40〜45cmぐらいあって、
分類としては、さっきも言ったように
大腸の1つでもあり、また結腸の1種でもあるとも言えます。
しかし、もうちょっとS字結腸のことを詳しく言うと、
S字結腸の場所は骨盤の中にあり、
実は、S字結腸の長さや場所には個人差があるのです。
これは一体どういうことなのか?
S字結腸がある一般的な場所は
骨盤の中なのですが、
S字結腸の長さや場所には個人差があり、
S字結腸の場所も、どんどん位置がズレて
移動してしまうこともとても多いのです。
そのS字結腸の正しい場所は、骨盤内にあるのが正常なのですが、
お腹の中(腹腔内(ふくくうない))の場合もあります。
そして、S字結腸は完全に腹膜に包まれていて
便がメチャクチャ溜まりやすい場所ですので、
便秘などによる固い刺激でズキズキと
疼痛がおこることがあります。
また、S字結腸炎をおこすこともあり、
とくに長くて移動性の大きいS状結腸は
S状結腸過長症といい、
S状結腸ねん転症の原因ともなります。
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