プログラミングの関数とは

プログラミングの関数とは
スポンサードリンク

　メニュー　　サイトマップ　　夢chの使い方　　夢chトップ

夢ch TOP　→　共通知識　→　プログラミングの関数とは

プログラミングの関数とは

スポンサードリンク

～　プログラミングにおける関数とは　～

仮想通貨のブロックチェーンには
ハッシュ関数と呼ばれるものが使われていますが、

ハッシュ関数を知る前に、

そもそもハッシュとは？
関数とは？

を知らないといけないので、ココでは、
関数についてなるべく分かりやすく解説します。

まず、一言で言うと、関数とは部品である、
ということを覚えてください。

その部品（関数）の役割とは、

何かを　ポイッと　入れると、
何かを　ポイッと　返してくれる、

プログラミングの部品です。

　( ｡･･)/⌒　　

　部品（関数）

＼(◎o◎)／！　

　部品（関数）

※　参考までに・・
　
関数へ入れる何かのことを、引数（ひきすう）といい、　　関数から出てくる何かのことを、戻り値（もどりち）
といいます。

これは、例えるなら　自動販売機
みたいなもの。

お金を入れてボタンを押すと、
自動で商品を探して、出してくれる
自動販売機（関数）のようなものです。

　( ｡･･)/⌒　　

　自販機（関数）

＼(◎o◎)／！　

　自販機（関数）

これを、ITっぽく言うと、データを入れると、
そのデータを自動で専門用語（文字）に変えて
出してくれるもの。

そして、この時、関数が出してくるのは、
入れたものよりなるべくカンタンに、

シンプルなもの（文字）に変えて出してくれます。

もう少し具体的に言います。

たとえば、アナタは、今からどこかの国の王様になったとします。

王様であるアナタは、
国民の誰からも好かれ、

国民の誰もがアナタの言うことを信頼して聞いてくれるのですが、

家来がまだ1人もいません。

王様の身の回りを支えてくれる家来を誰かつけないと大変なので、

まず1人、国民Aさんを家来につけて、
Aさんに毎日のスケジュールを細かく伝えました。

「　平日は朝７時に起こしてくれ！
　　でも、土日はゆっくり寝たいから１０時に起こしてくれ！

　　ゴミは毎朝、私が起きる前に捨てておけ！
　　燃えるゴミは火曜日で燃えないゴミは木曜日ね！

　　朝食は和食と洋食を日替わりで出せ！

　　掃除はくまなくホコリ一つないようにしろ！

　　昼食はマック系にして
　　夕飯は豪華にしてくれ！

　　で、２３時には就寝するからヨロシク！」

コレを、家来のAさんに毎回、
そのたびに全部伝えていました。

すると、3日目ぐらいから、王様であるアナタは

　　アナタ『・・いちいち（言うの）面倒くさいな！』

と思い始めてきたので、4日目からAさんに、
以下のようにシンプルに命令することを伝えました。

「起床！
　ゴミ出し！
　食事！
　掃除！
　食事！
　食事！
　就寝！」

まるで、どこかの亭主関白な旦那さんのようですが、
これにより、王様も多くを伝えずにすみ、

Aさんも、スムーズに業務をこなせるようになりました。

つまり、王様は説明する時間も手間も省け、
さらにAさんの時間も省けたわけです。

このとき、Aさんは、
王様が伝えたシンプルな支持を
以下のようにメモにまとめたそうです。

○　命令内容

「起床！
　ゴミ出し！
　食事！
　掃除！
　食事！
　食事！
　就寝！」

○　注意

起床
　※　平日は朝７時
　　　土日はゆっくり寝たいから１０時

　ゴミ出し
　※　毎朝、王様が起きる前に捨てる
　　　燃えるゴミは火曜日
　　　燃えないゴミは木曜日！

　掃除
　※　くまなくホコリ一つないように

　食事
　※　朝食は和食と洋食を日替わり
　※　昼食はマック系
　※　夕飯は豪華

　就寝
　※　２３時

これなら、シンプルで分かりやすいですよね？

これがゴチャゴチャに説明されていたら、
分かりづらくてお互いに効率的じゃありません。

話が長くなりましたが、つまり、
この注意点だけを別にした　Aさん　の存在のことを
プログラミングの世界では、実は、関数といいます。

そして、王様であるアナタが、Aさんにしたことこそが、
実はプログラミングというのです。

アナタがしたプログラミングという名の　命令　を元に、
関数という名の　Aさん　が分かりやすくシンプルに

書き出したノート（戻り値）によって、
アナタというご主人様が楽になったわけです。

さらに、この関数さんがいることによって、
何か　変更　があったときにも、
カンタンに修正ができちゃいます。

例えば、

「明日から毎食ラーメンを出してくれ！　

　とか

　今日から夕食は毎晩１９時によろしく」

などの変更があったら、さっきのAさんのノートの
左側の　食事　の注意点のところに、

少し書き加えればいいだけだから、
いつもの命令も、そのままでOKです。

でも、これが例えば、Aさん（関数）に
1枚のノートでメモするように伝えていたら？？

王様のアナタは、毎回、その都度、
命令を全部伝えていかないといけないので、

メチャクチャ命令が面倒くさくなります。

○　命令内容

「平日は朝７時に起こしてくれ！
　でも、土日はゆっくり寝たいから
　１０時に起こしてくれ！

　ゴミは毎朝、私が起きる前に捨てておけ！
　燃えるゴミは火曜日で燃えないゴミは木曜日ね！

　朝食は明日から毎食ラーメンを出してくれ！　

　掃除はくまなくホコリ一つないようにしろ！

　昼食はマック系にして
　夕飯は豪華にしてくれ！

　今日から夕食は毎晩１９時によろしく」

　で、２３時には就寝するからヨロシク！」

関数であるAさん自体は存在するのですが、
Aさんも、朝食、昼食、夕食の３箇所
全てを書き換えないといけないわけですから面倒です。

あまりいい働きをしない関数さんとなってしまうので、
関数さんを教育（プログラミング）しないといけないわけです。

ですので、さきほどの、2つにノートを分けさせて、
命令をシンプルにするように、書き換えさせればいいわけです。

また、

王様「明日から週３日はおやつが食べたい」

と命令しても、基本プログラム（命令内容）に
以下のように書き加えればいだけなので楽です。

「起床！
　ゴミ出し！
　食事！
　掃除！
　食事！
　おやつ！
　食事！
　就寝！」

このように「プログラムの作成や変更を楽にする」ことが、
プログラミングにおける関数の主な役割、

ということですね(^O^)

スポンサードリンク