ご存じ、救急救命士(キュウキュウ・キュウメイシ)
というのは、事故やケガ、病気などで、
すぐに助けないと危険な人を救うお仕事ですが、
その救急の作業をするのは、
救急現場や救急車の中以外にも、
救急車で行けないような救急の場所によっては、
ヘリコプターや飛行機で出動ということもあるので、
そのときは機内で措置が行われたりします。
その措置の内容というのは、
- 気道確保
- 静脈の道を確保するための輸血
- 医師の指示に従って聴診器で心音を確認する
- 心電図で心拍数を測定する
- 酸素吸入器で酸素を投与する
- 除細動器で除細動(心停止の際)
などを行い、病院に引き渡すわけですが、
全体の流れとしては、
まず、誰かが119番をしたら、
消防署の指令センターなどから救急隊、救急救命士に
緊急指令が来ます。
そしたら、ただちに救急車(または、ヘリなど)
に乗って現場に急行し、
さきほど言ったような処置を、
患者の状態に合わせて行い、
搬送先の病院に引き渡します。
引き渡したら、患者の症状・応急処置の内容を
医師に伝えてからその病院を後にし、
消防署に戻って書類(報告書など)を作って終了。
次の出動に向けて準備。という流れになります。
救急救命士になるためには
そんな救急救命士になるには、
- 大学入学資格を持っている
- 文部科学大臣 or 厚生労働大臣が指定している救急救命士学校・養成所(指定校)で2年課程を卒業すること
- 消防職の公務員試験を受けて、消防士として採用される
- すばやく冷静な判断が必要。
- 病院に搬送しながら救急患者さんに適切な処置を行うため、
- 人の命に関わるので、責任感と忍耐力も。
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