恐怖症になる原因は、いくつかありますが、
恐怖症になる原因 その1 〜自分で作った恐怖症〜
これは、自分の頭の中で「あー恐い、コレ恐い」
「恐い恐い恐い恐い」と、恐怖を作り上げたものですが、
その中には次のようなものがあります。
- 実際にあなたが恐い体験をした
- パニックになった
- 代理学習
などがあります。
〜 1. 実際に経験した恐い体験 〜
これは、過去、何かの物や状況に、イヤな思いや、恐い思いをして、
それに対して、ずっと「イヤだ」「恐い」という反応をして
しまったために、その後もずっとソレが恐くなるというものです。
- ※ 例:子供の時にお風呂やプールでおぼれたから、
- 海やプールで顔を浸けられない。
-
- 子供の時に犬に噛まれたから、犬に近寄れない、など。
〜 2. パニックになった体験 〜
これは、1番最初に頭がパニックになったときに、
その原因が、「その時の周りのものが悪かったんだ」
と思い込んで、それ以来、恐怖になり、
パニックになってしまったというもの。
- ※ 例:あの時恐かったのは、高い場所だったからだ、 と思い込んだことで、無意識に頭が勝手に、
- 高いところに行くと、恐くなってパニックになるように、
- セットされている。←高所恐怖症。など。
〜 3. 代理学習した体験 〜
自分ではなく、誰か他の人が、何かを恐がる行動を見て、
それを自分のことのように思い込んだことで、
その人と同じものが恐くなる、というもの。
そして、これは、誰かを見てマネするという状況なので、
自分が尊敬する人や、目上の人からの影響が多い。
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恐怖症になる原因 その2 〜他人が作った恐怖症〜
これは、自分が作ったのではなく、
他人が、あなたに何度も何度も、繰り返し言い聞かせることで、
あなたの頭の中に「恐怖」を作りあげてしまい、
それを、ずっと引きずってしまう、というものです。
- ※ 食べたら、スグに歯を磨かないと、口が腐っちゃうよ。
- と何度も言われたことで、食べることが恐くなったり、
- 食べ物が恐くなったり、納豆などの発酵食品が
- 食べられなくなったりするもの。
-
- ※ 外から帰ったら、スグに手を洗わないと、手が腐って
- 手を切らないといけなくなっちゃうよ!
- と何度も言われて、手を汚す作業が出来なくなったり
- 潔癖症になったりするもの。
これらは、良い言い方をすれば、
思いやりで、注意してくれた、ということになり、
悪い言い方をすれば、マインドコントロールや、催眠術、
みたいに洗脳された、とも言いますが、
その人は、優しさがあったからこそ、言ってくれたわけですし、
逆に、あなたがそれを
「この人は、優しさで言ってくれてるんだ。やさしいなぁ」
と言ってくれた内容に対して、ちがう考え方をしていたら
このようにはならなかったことになります。
ただ、子供の頃なので、コレに関しては、
大人が気をつけて、言い聞かせることが大切だと思います。
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